ホーチミンの現地オプショナルツアーと言えば、メコン川をクルーズするツアーが一番メジャーで有名ですね。
ここでは、ベトナム・ホーチミン旅行でぜひ体験してほしい、現地日帰りツアーのメコン川ツアーの魅力をご紹介します。
ホーチミンの活気あふれる街の喧騒も魅力的ですが、少し足を延ばすだけで、日本とはまったく異なるベトナムの広大で豊かな自然と文化を肌で感じることができます。
メコン川ツアーはそんな特別な体験を一つにまとめた、まさに「旅のフルコース」です。
ここでは私が2025年6月に参加したツアーをご紹介します。.
ぜひこの特別な体験を、旅のプランに加えてみてはいかがでしょうか。

私は以前いた会社で取引先のお客様を、たくさんメコン川に案内しました。おすすめのツアーですよ。

ホーチミンへ来たらぜひ訪れてください。料金も良心的です。

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ツアーの概要
料金と移動方法
今回私が参加したホーチミン発の日帰りメコン川ツアーの料金は、日本円で2690円でした。
Klook ( クルック ) のツアーでスマホから前日に申し込みました。Klook ( クルック ) は香港を拠点とする世界最大級の旅行、レジャー予約の会社です。現地に行ってからも、アプリから簡単に申し込みができます。
支払いはクレジットカード決済です。
ただ前日予約は、早めの時間に予約がベターです。オンシーズンは、なるべく早めの予約を推奨します。
この料金で、移動のバス、英語のガイドさん、昼食、フルーツとお茶、お寺やシルク工房の見学、船やボートのクルーズなどすべて含まれてます。もっと高額なツアーもありますが、多くの人が参加する一般的なツアーです。
この料金でも十分楽しめますので、旅行者の方におすすめです。英語が苦手でもなんとかなります。
日本語ガイドを希望の場合は、料金は高めになります。
子供が多い方や、参加人数が多い場合はプライベートツアーを検討してもいいかもしれません。今回のようなツアーは、基本的に多国籍の団体行動になります。

メコン川ツアーは、ホーチミン市内の集合場所から専用のバスで出発するのが一般的です。
集合場所はツアー会社ごとに違いますが、わりとベンタイン市場の西側が多いですね。
今まで参加したすべてのツアーが、ベンタイン市場から車で5分から10分程度の場所に集合でした。
Trần Hưng Đạo ( チャンフンダオ通り) 沿いや、Công viên 23 tháng 9 ( 9月23日公園) 周辺などでした。
メコン川ツアーの場合、基本朝8時ホーチミン出発が多いです。
今回、集合時間や場所はアプリで確認しました。
バスの大きさはツアー会社や参加人数によって変わります。大型の観光バスや15人乗り位のミニバンなどが多い印象です。席はほぼ自由席です。
宿泊ホテルに無料でピックアップしてくれるツアーもあります。この場合はベンタイン市場周辺のホテルしか対象にならないことが多いです。
集合場所から少し遠くなるドンコイ通り周辺のホテルは、自力で集合場所まで行くことになります。
料金高めのツアーやプライベートツアーは、宿泊ホテルでピックアップしてくれるところが多いです。
朝食は必ず済ませてから参加しましょう。バインミーなど買って、バスの中で食べるのは好ましくありません。ベトナムの習慣にあわせましょう。

所要時間
ホーチミンからメコンデルタの玄関口であるミトー市までは、所要時間は約2時間弱です。ミトー市までは高速道路が整備されていてわりと快適です。
都市の喧騒から離れ、のどかな田園風景が広がる車窓の景色は、旅の期待感を高めることでしょう。
メコン川ツアーの開始からホーチミンに戻り終了するまで、所要時間はおよそ9〜10時間。
ホーチミンに戻る時間が夕方から夜にかけて(おおよそ17時~18時頃)なので、ホテルに戻ってシャワーを浴びた後、ベトナムの夜を満喫するディナーに出かけるなどのプランも立てやすいです。夜の時間を有効活用できるのも嬉しいポイント。
また時期によってはホーチミンに戻る際、渋滞に巻き込まれる場合がありますので注意が必要です。夜の予定は時間に余裕を持っておきましょう。

メコン川とは
ここで少しメコン川の事を学びたいと思います。
メコン川は、チベット高原を源流とし、東南アジアを流れて南シナ海に注ぐ、アジアで最も重要な河川の1つです。
全長は約4900kmで、中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムの6カ国を流れています。
流域面積は79万5000平方キロメートルにおよび、広大なデルタ地帯を形成しています。
メコン川は、上流部では幅が狭く、険しい渓谷を流れていますが、中下流になるにつれて幅が広がり、中洲やデルタ地帯が形成されます。 多くの支流が合流するため、河川全体の流量は豊富です。
上流の中国では、水力発電用のダムが多数建設されています。水資源管理は中国が握っており、下流国との間で水利権をめぐる摩擦の原因となることがあります。
ミャンマー、ラオス、タイなどは、国境の一部を形成しています。ラオスとタイは、メコン川を重要な交易路として利用しています。
カンボジアの首都プノンペンがメコン川沿いにあり、国内の重要な交通・物流ルートとなっています。
一番下流のベトナムでは、広大なデルタ地帯(メコンデルタ)を形成しています。
この地域は、「ベトナムの穀倉地帯」とも呼ばれ、水稲栽培が特に盛んです。また、養殖漁業も重要で、ナマズやエビ、カエルなどが多く養殖されています。
メコン川の漁業は、流域住民の重要な生活手段となっており、さまざまな魚が捕れます。
代表的なところでは、メコンオオナマズ、巨大なコイ科の魚ジャイアントバーブ、日本でも白身魚として利用されるパンガシウス、コイ、テナガエビ、タイワンドジョウなどが捕れます。
実際にメコン川へ行くと、いつも濁っており水量も豊富です。現地の方が言うには、濁りは栄養分だそうです。

メコン川ツアーの内容
メコン川ツアーへ出発
2025年6月今回は私一人でツアーに参加します。
この時はドンコイ通り沿いのホテルに宿泊していたため、私はGrabのバイクタクシーで集合場所まで行きました。
朝は車のGrabやビナサンタクシーを捕まえにくい時間帯です。早め早めの行動がいいでしょう。
朝雨が降っていた場合は、さらに捕まえにくくなりますのでご注意ください。
バイクタクシーで行こうと考えてる方は、朝起きたらまずは天気の確認をしてくださいね。
どうしてもGrabが捕まえられない時は、ホテルの方に電話でビナサンタクシーを呼んでもらいましょう。
毎回ではありませんが、意外とすんなり来てもらえることがあります。その際、必ずビナサンタクシーと指名しましょう。
朝の移動を考えると、ツアーに参加する方はベンタイン市場周辺のホテルがいいかもしれません。無料でピックアップしてもらえることが多いです。
私が集合場所に着くと、数名の方たちがすでにいました。スタッフに来たことを伝え、トイレを済ませ待っていました。ほかの方たちは違うツアーのようで他のバスで出発してしまい、その後誰もいなくなりちょっと不安に。
そこにミニバンが1台到着。すでに多くの方が乗っていました。ホテルでピックアップしてもらった方たちですね。
私一人が最後に乗り込み出発です。

ツアー会社によって多少内容は変わります。今回のツアーではなかったですが、馬車に乗ったり、巨大なヘビを肩にかけて写真を撮ったりなどあります。
ほとんどのツアーのメインの行程は、メコン川の中洲トイソン島へ渡り、ボートクルーズと食事になります。
出発後、まずは男性ガイドさんのトークと説明です。英語なのでよくわからず、なんとなく聞いてるふりをしてました。
ガイドさんはしっかりこちらの名前を覚えてくれてますので、なるべく聞いてあげてくださいね。
突然質問が来る場合もありますが、答えられなくても大丈夫です。ガイドさんが上手く流してくれます。
出発後参加者はバスの中で、バインダーに名前と生まれた年を各自記入します。それと常温のペットボトルの水を1本もらえます。
また自分が乗るバスの写真を撮っておきましょう。ナンバーがしっかり見えるように撮っておくと、迷った時に確認できます。
現地では似たようなバスが多いので、気をつけてください。
今回のツアーはタイの大家族8名と、インドの家族3名と私の12名の参加です。
寺院以外はガイドさんを含めた13名で、ある程度まとまっての行動になります
ツアー最初の見どころ
最初は多くのツアーに含まれているメコンデルタの玄関口、ミトー市にある永長寺( Chùa Vĩnh Tràng )への訪問です。
渋滞がなければ9時半すぎには到着します。
歴史と信仰の象徴として、荘厳な美しさを誇る永長寺( Chùa Vĩnh Tràng )はとても華やかで人気のスポットです。


この寺院は、19世紀初頭に建てられた歴史あるお寺で、ベトナムの仏教建築にフランス、カンボジア、中国の建築様式が融合した非常にユニークなデザインが特徴です。
敷地内には、巨大な涅槃像や、優しい表情の弥勒菩薩像、そして力強い観音菩薩像など、色とりどりの仏像が立ち並び、その荘厳さに圧倒されます。
特に、涅槃像の穏やかな表情は見る人の心を落ち着かせてくれます。ここでのお寺見学は、単なる観光ではなく、ベトナムの深い信仰心や文化に触れる貴重な時間となるでしょう。
見学の後はトイレとお土産店に行きましょう。ツアーにもよりますが、ここでの時間は30分程です。
寺院内は自由行動です。集合時間前には降りた場所のバスに戻りましょう。



次に向かったところは、ミトー市内のドリアン専門店です。ここではドリアンを試食させてもらえました。
私はドリアンは苦手でしたが、意外と生でそのまま食べられましたね。
ベトナム人でもドリアンが苦手という方は、意外と多いです。
他の数名の参加者はドリアンを購入してました。中身だけをパック詰めしてくれます。

その後案内されたのは、シルクのお店です。高品質なシルクのようで、色々と見学させてもらいました。
実験室みたいなところは、意外と面白かったですね。
かなり広いスーパーのような販売店もあり、ここでは少しだけ購入しました。


メコン川を渡りトイソン島へ
その後一行はメコン川の船着場へと向かいます。
メコン川ツアーの最もエキサイティングな部分は、なんといっても多様なボートに乗ることです。
まずは、メコン川を渡る少し大きめの船に全員乗って、ツアーの中心地となるトイソン島へと向かいます。
この日朝は晴れていましたが、船に乗ると雨がちらついてきました。
川幅はかなりの距離なんですが、見えている部分は半分程度なんですね。中洲の反対側にも同じくらい川幅があります。日本にはない大陸の広大な大河を実感できます。
船は大きく揺れることはありませんので、安心してください。救命胴衣は座席または天井に用意されてます。
川風を感じながら、雄大な川の景色を眺める時間は、冒険の始まりを予感させてくれます。



トイソン島に到着後、徒歩で昔ながらの手法でココナッツキャンディーを製造している工房を訪れます。
ココナッツミルクを煮詰めて作る伝統的な製造工程を間近で見学できます。
ココナッツミルクを煮詰める甘い香りが工房いっぱいに広がっていました。見学後、できたてのキャンディーを試食させてもらえます。
できたては柔らかくて、とろけるような美味しさ。ばらまき用のお土産にもぴったりですね。



ここでは色々な種類のキャンディーやお土産が売られていますので、買いたい方は早めに買いましょう。
焦る必要はありませんが、団体行動ですので悩む時間はあまりないかもしれません。
私はここの売店で1万ドンのココナッツアイスクリームを見つけ購入。途中まで食べたところで気づきました。
アイスと同色の薄い紙が巻いてあるんですね。知らずに途中まで紙も食べてました。紙をはがしてから食べましょう。皆様もお気をつけください。

この辺りで段々と雨脚が強くなってきました。
次にエンジン付きの小型ボートで食事会場のレストランへ向かいます。時間は12時をまわっていました。
ガイドさん含め全員が乗れるほどの船で屋根もありますが、雨が降っていると端の人は結構濡れてしまいそうです。
タイの大家族は皆さんカッパを用意されてました。インドの家族はカッパも傘も用意せず参加してました。
朝のホーチミンは天気がよかったので仕方ありませんが、やはり日帰りツアーでも雨具は必須です。
インドの方はタイのお父さんから傘を貸してもらってました。ありがたいですね。
雨の中、熱帯植物が生い茂るジャングルのようなところをボートで進んでいきます。
エンジン付きのボートですので、ここでは基本的にチップは不要です。チップは手漕ぎボートの時だけお願いします。

レストランでの昼食と南国フルーツを堪能
メコン川ツアーは、視覚的な美しさだけでなく、味覚をも豊かに満たしてくれます。 ツアー料金には、レストランでの食事が含まれております。一般的なベトナム料理の食事内容になります。
名物料理である「エレファントフィッシュ(象耳魚)」の丸揚げは、そのダイナミックな見た目と白身魚の淡泊で上品な味わいが絶品です。
この日のおおまかなメニューは、スープ、揚げ春巻き、生春巻き、チャーハン、空心菜炒め、グリルチキン、デザートのおもちなどです。
今回はタイの大家族と私の9人で同じテーブルになりました。
それぞれの料理は大皿で提供され、各自が取っていくスタイルです。エレファントフ64」ィッシュはテーブルごとに1つになります。
アイスコーヒーなどのドリンクは、別料金になります。注文後、持ってきてくれたタイミングで現金で支払いましょう。
お茶はありますので、無理してドリンクは注文しなくても大丈夫です。


食事が終了後、再びエンジン付き小型ボートで移動します。
次に着いたところは土産物店やカフェがありました。ここではツアー料金に含まれているフルーツとお茶をいただきました。
トイソン島の農園では、ベトナム南部の太陽を浴びて育った新鮮なフルーツが有名です。マンゴー、ドラゴンフルーツ、パイナップルといったおなじみのフルーツと、温かいお茶が提供されます。4
フルーツとお茶を楽しみながら、地元の伝統音楽の生演奏を聴く、ことができます。 生演奏を聴きながらお茶をいただく時間は、至福のひとときとなるでしょう。
ここで演奏をしてくれた方たちにチップを少し渡しました。

手漕ぎボートを体験
そして、次はこのツアー最大の魅力の小型の手漕ぎボートに乗る体験です。 小さな手漕ぎボートの魅力は、非日常の静寂と自然との一体感ですね。
エンジン付きボートとは異なり、手漕ぎボートはエンジン音がありません。聞こえるのは、船頭さんがオールを漕ぐ音と、木々の葉が風に揺れる音、そして鳥のさえずりだけ。
熱帯植物が鬱蒼と茂る水路を静かにそしてゆっくりと進むこの時間は、まるで自分たちがジャングルの中を探検しているかのような感覚にさせてくれます。
日常の喧騒から完全に切り離された空間を体験させてくれます。2人の船頭さんが巧みに操るボートは、まるで自然と一体になったかのような感覚をもたらし、心身ともにリフレッシュできることでしょう。
手が届く水面には緑が映り込み、その幻想的な景色は日本にはない新鮮さがあります。水路の幅が狭い場所では、両側の植物がすぐ近くに迫ってきて迫力があります。
旅の思い出の写真も、他の人とは一味違う魅力的な写真が撮れそうです。


この手漕ぎボートには3人または4人づつ乗ります。船頭さんは前と後ろに2人いて、乗る時にガイドさんが案内してくれます。
乗り降りする時はゆっくり慎重にお願いします。
ここでは乗船前にチップの用意をしておきましょう。すぐ出せるようにしておくとスマートです。
この時は小雨が降っていたため私はポンチョを着ていました。下船する時に、とっさにチップが出せませんでした。
前に乗っていたタイ家族のお父さんが、さっとスマートにチップを渡していました。見習いたいところですね。
チップはどちらかの船頭さんに渡してください。1隻あたり2人分として代表者が5万ドン程度を感謝の気持ちで渡していただければと思います。



はちみつ農園、そして帰路へ
手漕ぎボートを体験後は、お土産店を見てその後徒歩ではちみつ農園へ。
ここでは、メコンデルタの自然で育ったミツバチが作るはちみつを試飲することができます。ライムを絞ったはちみつティーは、さっぱりとした甘さで暑い日には最高のリフレッシュになります。
高品質なはちみつも販売されており、こちらも人気のお土産です。
ここで私はローヤルゼリーを購入しました。説明のパンフレットがついて、小さな瓶詰めのもので24万ドンです。日本ではサプリメントが多いですが、ドロッとした液体のものでした。




はちみつ農園を出ると帰路に着きます。再び大きめの船に乗って15時頃トイソン島を後にします。
対岸に着き下船後、ミニバンでホーチミンへと向かいます。
帰りの車中でガイドさんとドライバーの方を評価します。1から5段階で各自バインダーに記入してください。
基本は無しで大丈夫ですが、とてもよくしてもらったガイドさんやドライバーさんにはチップを渡してあげてください。
頑張ってくれるガイドさんは多いです。
帰りはホーチミン市内で降ろしてもらうところをリクエストできます。ベンタイン市場などわかりやすいところがいいですね。
少し離れたドンコイ通りなどは渋るかもしれませんが、ガイドさんと無理のない範囲で相談してください。
宿泊ホテルが通り道なら、ホテル前で降ろしてくれるかもしれません。
この日は渋滞もなく17時前にはホーチミンに着きました。
ツアーから戻ってきたら、とりあえずシャワーを浴びたくなりますね。
服装と持ち物
メコン川のデルタ地帯は一年を通して夏日であり、日差しが強いです。
ツアーの中心地となるトイソン島は、木が生い茂りわりと日陰は多めです。
屋根のある所も多く、日にあたるところはそれほど多くありませんがやはり日焼け対策は必要です。
まずは日よけの帽子やサングラス、日焼け止めは用意しましょう。
服装は汗をかいても乾きやすい素材のものがおすすめです。
またUVカットの薄手の長袖パーカーなど、羽織物があったほうがいいかもしれません。こちらもサラサラで乾きやすいものがいいです。バスの中での冷房対策にもなります。
そして歩きやすい靴、またはサンダルをおすすめします。底がすべやすいものは避けましょう。また雨が降りそうな場合は多少濡れても大丈夫なものがいいですね。
季節や天気に関係なく、折りたたみ傘やポンチョを用意しましょう。
ベトナムの天気予報は参考になりませんので、どちらかまたは両方持参することをおすすめします。
ここではレインコート(カッパ)ではなく、ポンチョがおすすめです。
ポンチョは着るや脱ぐが容易です。またゆったりした形ですので、リュックや鞄なども一緒にカバーできますね。
ツアーでは移動するたびに屋根のある所、ない所があります。基本雨が降ると蒸し暑いので、屋根のある所はポンチョをすぐ脱ぎたくなります。容易に着たり脱いだりできるポンチョが重宝します。
今回日本から持参したダイソーの300円ポンチョは優秀でした。トイソン島では雨に降られたため、大活躍しました。
また一般的なカッパでしたら、ホーチミンのコンビニやスーパーで売っています。外国人が多い1区中心部のコンビニでは折りたたみ傘も売ってますので、現地で用意も出来ます。

大事な所では、モバイルバッテリーはあったほうが安心です。スマホのバッテリー容量にもよりますが、ツアー中に写真を撮ったりしてると帰る頃には心細くなります。
帰りのGrabやグーグル翻訳を使うことを考えると、用意した方がいいかもしれません。特にレンタルWi-Fiルーターを使う方には、強く推奨します。
モバイルバッテリーがない人は、念のためUSBから充電できるケーブルを持参しましょう。バスの中に充電ソケットを用意しているドライバーさんは多いです。バッテリーの残量が少なくなったら、ガイドさんやドライバーさんに相談してみてください。帰りの車中で充電してもらえるかもしれません。
その他はデオドラントシート、虫よけスプレー、チップ用の5万ドン札などの小銭、便座クリーナー、ハンディファン、扇子、バスの中で気になる人はマスクなどあると便利です。
注意点とまとめ
ツアーの注意点
ここではメコン川ツアーへ行く際の注意点を再度確認しましょう。
●現地ツアーの予約はツアーデスク、ツアー会社、アプリなどから可能です。オフシーズンは前日でも可能ですが、早目の時間がベターです。オンシーズンはなるべく早めか、日本を出発前に予約する方がいいでしょう。
●ツアーデスク、ツアー会社、アプリでは、朝ホテルでピックアップしてもらえるか確認しましょう。ベンタイン市場周辺のホテルの方が迎えに来てもらいやすく有利です。
●日本語対応のツアーは料金は高めです。また設定のない日もありますので事前確認を。
●ホーチミンの天気予報は参考になりません。天気予報を見てからツアーを申し込むことはおすすめしません。
●季節や天気予報に関係なく折りたたみ傘かポンチョを、または両方を持参しましょう。乾季でも強烈なスコールはあります。また短い時間の通り雨はよくあります。
●ホーチミンのコンビニやスーパーで、一般的なカッパや折りたたみ傘は購入できます。
●汗をかいても乾きやすい服装、滑りにくい靴またはサンダルをおすすめします。
●あさの集合場所と時間と行き方は、前日にしっかり掌握しておきましょう。朝になって慌てないようにお気をつけください。
●朝起きたら天気の確認を。雨の場合、Grabやビナサンタクシーが捕まえにくくなります。早め早めの行動を。
●どうしてもGrabが捕まえられない場合は、ホテルのフロントでビナサンタクシーを電話で呼んでもらいましょう。
●朝食はしっかり済ませてから、ツアーに参加しましょう。
●男性も油断せず、日焼け対策をしっかり準備しましょう。
●蚊を心配される方は、虫よけスプレーを持参しましょう。ホーチミンのコンビニで買えます。今回私は持参しませんでしたが、問題なかったです。蚊がいないわけではありませんが、心配しすぎる必要はないかもしれません。
●モバイルバッテリーまたは充電ケーブルを忘れずに。
●チップ用の小銭を事前に準備しましょう。
●クチトンネルとメコン川の両方を巡るツアーは、あまりおすすめできません。時間のない方は仕方ありませんが、訪れる方向が全く違います。かなりの距離を移動して、時間もかかりハードなツアーです。
まとめ
メコン川ツアーは、ホーチミンから日帰りでありながらもベトナムのすべてを凝縮したような体験ができます。
●荘厳な美しさを誇る永長寺( Chùa Vĩnh Tràng )を見学
●シルク工房の見学
●大陸の雄大な川を巡るボート体験
●ココナッツキャンディーやはちみつといったお土産選び
●静かなジャングルを進む手漕ぎボート
●食事や南国フルーツといったグルメを堪能
ベトナムの豊かな自然、伝統文化、そして人々の温かさに触れることができる、大変魅力あるツアーです。
ぜひこの特別な体験を、旅のプランに加えて欲しいですね。

特に雨季は雨は降るものと思っておいた方がいいですね。雨でもしっかり楽しみましょう。

ホーチミンに戻ったら、ホテルでシャワーを浴びましょう。