ベトナム・ホーチミンの新たな日帰りオプショナルツアーの「バーデン山」の魅力をご紹介いたします。
ベトナム南部メコンデルタ地域の最高峰バーデン山は、ホーチミン市の北西約100キロの場所にあり、カンボジア国境にもほど近いタイニン省にあります。標高986メートルの頂上からの広大なパノラマビューが最大の魅力です。
986メートルって、サパに比べるとそんなに高くないんじゃない!って思った方もいるかもしれませんが、実際頂上に行って見下ろすとその絶景に皆さん圧倒されます。
眼下には水平線の彼方まで広がる大平原と、海のように広がるザウティエン湖の水面が、息をのむような絶景を描き出しています。バーデン山は単なるテーマパークではなく、カオダイ教の総本山に近いタイニン省にあるベトナムを代表する聖地でもあります。
カオダイ教の宗教施設としてのバーデン山は、厳密にはカオダイ教の直接的な総本山ではありませんが、カオダイ教徒を含む地元タイニン省の住民にとって非常に重要な精神的・文化的背景を持つ聖地になっています。
近年ベトナムの大手レジャー開発企業であるサンワールドによって整備が進み、最新鋭のケーブルカーや壮大な仏教モニュメント、アジア最大級の青銅製大仏が誕生しました。これにより、宗教的な巡礼地であると同時に、誰もが楽しめる天空のテーマパーク「サンワールドバーデンマウンテン」へと進化を遂げました。
ここでは近年人気急上昇の「サンワールドバーデンマウンテン」に絞り、テーマパークとしての楽しみ方とその魅力をご紹介いたします。
ホーチミンにお越しの際は、ぜひこの絶景を求めて天空のお寺を訪れてみてください。


雨の日はあまりおすすめできませんので、ご注意ください。

より長く現地を楽しむためにも、早朝の出発がおすすめです。
バーデン山の魅力
バーデン山は地域の人にとって神聖な山
バーデン山のまわりを見回すと、ほとんど山はなく広大な平野が広がっています。バーデン山は平野にポコンとひとつの山がそびえ立っているように見える山です。
一目見ただけで、地元の人の信仰の対象になりそうな風格ある山の形をしています。
ベトナム南部最高峰のこの山は、バーデン女神信仰(土着信仰)として、古くから神聖な山として崇められてきた場所です。特に、山中に祀られている「バーデン(黒い淑女)」と呼ばれる女神の伝説は有名です。
この女神は、ベトナム南部の平和と豊穣を守る存在として、ベトナム全土から巡礼者が訪れる重要なパワースポットです。
さらに、バーデン山はカオダイ教の総本山があるタイニン省に位置しており、ベトナム独特の多様な信仰が混在する文化的な中心地でもあります。またバーデン山を少し上がった中腹には、歴史ある仏教寺院などが古くからあり、山頂には近年青銅製大仏が建立されました。
バーデン山は、女神信仰と仏教が中心の聖地ですが、その精神性はカオダイ教徒を含む地元住民から深く尊敬され大切にされています。ベトナム独特の多様な信仰が混在する文化的な中心地でもあります。私たち外国人も敬意をもって訪れてほしい場所ですね。

テーマパークへの変貌
近年ベトナムの大手レジャー開発企業であるサンワールドによって、山頂までの整備が進みました。サンワールドは、中部の都市ダナンにあるバーナーヒルズを手掛けた企業です。最新鋭の高速ケーブルカーができ、頂上までわずか8分で到着します。
頂上には華麗で壮大な仏教モニュメントと巨大な青銅製大仏が完成し、その規模と高さには圧倒されます。山頂はテーマパークのように整備され、絶景とモニュメントが融合した美しい風景に癒されます。
またベトナムらしい撮影スポットもたくさんあり、楽しみながら回れるところもおすすめポイント。正式な宗教的巡礼地でありながらも、誰もが気軽に登頂でき、1日楽しめる天空のテーマパークへと変貌しました。
信仰の歴史と、現代的なアトラクションが融合した「サンワールドバーデンマウンテン」は、今一番ホットなホーチミンの日帰りツアーとして注目を集めています。

バーデン山の見どころ
バーデン山には、カオダイ教の聖地としての顔と、サンワールドが創り出したテーマパークとしての顔の、両方の見どころがあります。
南ベトナム最高峰に立つ、巨大な仏教モニュメントバーデン山の最大の魅力は、山頂にそびえる仏教モニュメントの数々です。
西補陀山(タイ・ボー・ダー・ソン)大仏は、山頂エリアのシンボルであり、まさに圧巻の光景です。 高さは72メートルあり、青銅製で170トン超の巨大な仏像です。山頂に位置する青銅製の仏像としては、ベトナムで最も高いという記録を保持しています。
この仏像が立つ展望広場からは、タイニン省の広大な大陸の大平原が一望でき、海のように見えるザウティエン湖が、まるで絵画のような絶景を描き出しています。この展望広場から景色を見ていると、天空に浮かんでいるかのような気分を味わえますね。
ザウティエン湖は、灌漑と水力発電のために作られた東南アジア最大級の人造湖です。湖畔にはキャンプ場や遊歩道があり、地元の方の憩いの場となっています。
2024年初頭に開眼式が行われた砂岩製弥勒仏 (さがんせいみろくぶつ) は、新たなランドマークとなり、世界最大の砂岩製弥勒菩い像(さがんせいみろくぼさつぞう)として記録されています。
愛くるしい微笑んだ弥勒仏の姿は、訪れる人々に安らぎと幸福をもたらすと信じられています。誰もがその巨大さに圧倒され、萌えることでしょう。音楽に合わせた噴水ショーは、絶対見てほしいおすすめスポットです。


サンワールドが開発したケーブルカー自体も、一つのアトラクションです。ケーブルカーは、世界的なギネス記録を持つ技術が採用されており、山麓から山頂までを安全かつスムーズに結んでいます。
空中を移動しながら、眼下に広がるタイニン省の緑豊かな風景や、遥か遠くまで続く平野の絶景を堪能できます。特に早朝は、雲海に浮かぶような幻想的な景色が見られることもあります。

バーデン山の中腹、標高350メートル付近には、300年の歴史ある寺院リン・ソン・ティエン・タック・トゥー(Linh Sơn Tiên Thạch Tự)やハン寺などの歴史ある多くの寺院や洞窟があります。中腹の寺院エリアに向かう別ルートのケーブルカーが、同じ麓のバーデン駅から行くことができます。
また中腹のリン・ソン・ティエン・タック・トゥーまで登山道も整備されていますので、巡礼者の中には歩いて寺院まで登る方もいます。人によりますが、40分から60分程度で行けるそうです。登山道の案内板は、ベトナム語の表記のみですので注意が必要です。
リン・ソン・ティエン・タック・トゥーは、バーデン山の女神「バーデン」を祀る最も重要な寺院です。ベトナム全土から訪れる巡礼者はここでお参りをし、平和と家族の幸福を祈ります。
カオダイ教の総本山は、バーデン山から車で20分ほどのタイニン市中心部にあります。こちらの総本山は極彩色のユニークな寺院で、西洋の教会建築とアジアの寺院建築が融合したような極めてカラフルなデザインが特徴です。建物全体が鮮やかな赤や青、黄色で装飾され、柱には龍が巻き付くなど、西洋と東洋の文化が融合した独自の様式美を誇ります。
本殿の中央奥には、カオダイ教のシンボルである巨大な一つ目「天眼 (てんがん) 」が鎮座しています。これは至上神カオダイを表し、宇宙の真理を説く「神の眼」とされています。カオダイ教は、仏教、キリスト教、道教、儒教、イスラム教など、世界中の主要な宗教の教えを一つに統合しようとする新興宗教であり、その総本山はベトナムの多様な精神性を象徴する場所として、観光客に人気があります。
バーデン山山頂のヴァンソン駅エリアには、絶景を楽しみながら食事やお茶を楽しめる施設が充実しています。ビュッフェレストランで有名な 絶景の「ヴァンソン・ビュッフェ」も駅の隣にあり、多くの観光客に人気のスポットです。

営業時間は、10時30分〜15時です。料金は大人 270,000 VND 子供170,000VNDです。
麓のチケット売り場で往復ケーブルカーとビュッフェのセット割引チケットの方が、断然お得でおすすめです。
80種類以上もの豊富なメニューが並び、ベトナム料理を中心に、季節のフルーツやデザート、ドリンクが楽しめます。山頂からのパノラマビューを眺めながら食事ができるため、最高のランチタイムを過ごせますね。 特にベトナム南部の味付けを取り入れた郷土料理を堪能できるのが魅力です。


ビュッフェの他にも山頂広場や巨大仏像の周辺には、景色が良いカフェがいくつかあります。
ベトナムコーヒーを飲みながら、眼下の景色や仏像の荘厳な雰囲気をゆっくりと味わう時間は格別です。
またインスタ映えしそうな形の、バーデン山アイスクリームも有名です。売店を見つけた際には、ぜひご賞味ください。

ツアーの概要
移動方法と料金
ホーチミン市内からバーデン山の「サンワールドバーテンマウンテン」への移動方法は、主に以下の2通りあります。
1,バーデン山へ行く、往復の乗合バスだけを予約して行く方法
2,ガイドさんが案内してくれる、一般的な日帰りオプショナルツアーで行く方法。
それぞれ解説していきます。
乗合バスだけを予約して行く方法
一つ目は現地のツアー会社、街中のツアーデスク、またはツアー会社のサイトやアプリから、往復の乗合バスだけを予約していく方法です。
ホーチミン市内から乗合バスに乗って、バーデン山の麓の駐車場まで行きます。現地のチケット売り場で、ケーブルカーや入場料のチケットを自身で買って山頂へと向かいます。
この方法ではバスのみを予約するかたちで、現地ではガイドさんの案内はなく、自由行動になります。
麓からケーブルカーに乗り、山頂のサンワールドバーデンマウンテンだけ行くのであれば、それほど迷うことはなく見て回れます。
自由行動の良さは天気が悪かった場合、ギャラリーなど他の所から観光を始めて天気の回復を待つこともできますね。また子供と見てまわるのも、気兼ねせず自由に行動できます。
往復のバスのみ予約ですので、一番シンプルで安く行くことができます。
バーテン山をゆっくり隅々まで楽しみたい方は、自由行動可能な乗合バスで行く方法をおすすめします。
ガイドさんが案内してくれる一般的なオプショナルツアーで行く方法
もう一つはガイドさんが案内してくれる、お任せの一般的なオプショナルツアーです。バスの移動や昼食などパッケージされたものですね。ただバーデン山のみのツアーはなく、「カオダイ教総本山、バーデン山」の2カ所を巡るツアーと、「クチトンネル、カオダイ教総本山、バーデン山」の3カ所を巡るツアーがあります。
カオダイ教総本山は、バーデン山から車で20分ほどのタイニン市中心部にあります。クチトンネルは、ホーチミンとバーデン山の途中にあり方面はすべて同じです。
2カ所または3カ所巡るツアーですので、それぞれの場所での滞在時間は限られています。また基本的に英語のガイドさんが担当し、多国籍の団体行動になります。2025年11月時点で、日本語ガイドのツアーは見つかりませんでした。
こちらもバーデン山のケーブルカーに乗る時は、現地のチケット売り場で、ケーブルカーや入場料のチケットを自身で買って山頂へと向かいます。
日程的に時間のない方や、ガイドさんにお任せして案内して欲しい方には、こちらの日帰りオプショナルツアーをおすすめします。

Klook ( クルック )の予約方法
Klook ( クルック ) のアプリでは、乗合バスのみと、上記の2カ所と3カ所を巡るツアーの申込みができます。Klook ( クルック ) は香港を拠点とする世界最大級の旅行、レジャー予約の会社です。現地に行ってからも、アプリから簡単に申し込みができます。
支払いはクレジットカード決済 (日本円表示) です。
平日はバスが小さいこともありますので、なるべく早めの予約がベターです。週末や祝日、オンシーズンは、早めの予約を推奨します。Klook ( クルック ) の場合、日本語ガイドはなく英語のガイドのみになります。
Klook ( クルック ) のツアーの場合を、ガイドさんや昼食、別料金のものなどわかりやすく表にしました。
| 移動のバス | 英語のガイドさん | 昼食の有無 | ケーブルカーチケット | |
| 乗り合いバス | 〇 | ✕ | ✕ | ✕ |
| 2カ所巡るツアー | 〇 | 〇 | ✕ 別料金(20万ドン) | ✕ |
| 3カ所巡るツアー | 〇 | 〇 | 〇 | ✕ |
Klook ( クルック )のツアー料金の目安
時期により料金は変動します。
往復乗合バスのみ 2000円〜2500円
2ヶ所巡るツアー5000円〜6000円
3ヶ所巡るツアー7000円〜8000円
特定日は200.000VND程度、追加料金がプラスされます。
その他の予約方法
ホーチミン市内の街中にあるツアーデスクでも申し込みは可能です。店舗によっては、バーデン山のツアーの取り扱いがない場合もあります。
今回私が利用した街中のツアー会社は、往復の乗合バスの予約ができました。1区のベンタイン市場から5分ほどの所にあるツアー会社です。
利用したい方は、下記のツアー会社に前日までに直接行って予約しましょう。料金を先払いして、支払い証明書を受取りましょう。
電話やネットからは、予約不可ですので少し面倒です。安い分面倒なところは仕方ないですね。
私が利用したホーチミンからバーデン山の往復乗合バスの料金は、ベトナムドンで1名195,000VND でした (2025年1月) 。
この料金は往復の乗合バスのみで、ガイドさんの案内はありません。当日はツアー会社の店舗に集合します。
下記は今回利用したツアー会社名と住所です。
SACOTRAVEL INTERNATIONAL
住所 131-133 Đề Thám, Phường Cầu Ông Lãnh, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh

ツアー参加時の注意点
バーテン山は、ホーチミン市内の集合場所から専用のバスで出発するのが一般的です。
集合場所はツアー会社ごとに違いますが、わりとベンタイン市場の西側が多いです。
今まで参加したすべてのツアーが、ベンタイン市場から車で5分程度の場所に集合でした。
Trần Hưng Đạo ( チャンフンダオ通り) 沿いや、Công viên 23 tháng 9 ( 9月23日公園) 周辺などでした。
集合時間や場所は、しっかり確認しましょう。
バスの大きさはツアー会社や参加人数によって変わります。大型の観光バスや9人乗り位のミニバンなどが多い印象です。席は自由席です。
宿泊ホテルに無料でピックアップしてくれるツアーもあります。この場合はベンタイン市場周辺のホテルしか対象にならないことが多いです。
集合場所から少し遠くなるドンコイ通り周辺のホテルは、自力で集合場所まで行くことになります。
またツアーには、朝食を済ませてから参加しましょう。バインミーなど買って、バスの中で食べるのは好ましくありません。ベトナムの習慣にあわせましょう。
バーデン山での料金
バーデン山では、観光エリアへの入場料と、ケーブルカーの乗車チケットが別々に必要になります。
観光エリア入場料は、身長140センチ以上の大人は10,000VNDで、100~140センチ未満の子供は5,000VNDです。100センチ未満の子供は無料です。
子供は年齢でわけず、身長でわけています。
2025年1月のケーブルカー料金表は以下の写真でご確認いただけます。
山頂のヴァンソン駅往復チケットは400.000VNDです。
山頂のヴァンソン駅往復チケットとブュッフェのセット割引チケットは500.000VNDになります。

わかりにくい2つのケーブルカーを解説!
バーデン山の麓からのケーブルカー路線は、2つのルートがあります。
麓のバーデン駅を起点にV字形に2路線あり、一つは山頂のサンワールドバーデンマウンテンへ行きます。もう一つは、標高350メートル程の中腹の寺院エリアに行きます。
●ヴァンソン(Vân Sơn)線の山頂行きは麓から直接、標高986メートルの山頂エリアにあるヴァンソン駅へ直行します。展望広場の絶景や巨大仏像などの、サンワールドバーデンマウンテンへ行くならこのルートです。
●チュア・バー(Chùa Bà)線の寺院行きは麓から、標高350メートル付近の中腹にある寺院エリアのチュアハン駅へ直行します。歴史ある寺院「リン・ソン・ティエン・タック・トゥー」や洞窟寺院を巡る巡礼ルートです。
またケーブルカーの注意点として、昼の12時から12時45分まで運行が停止してしまいます(2025年1月)。これはベトナムの古い習慣で、45分の昼休みの時間になります。
12時を過ぎてしまうと、麓のバーデン駅で待たされることになりますので、12時までには山頂に着くようにしましょう。
近年都市部の観光施設では、この習慣はほぼなくなってきています。バーデン山でも今後はなくなる方向になると思われます。
もしもバーデン山駅到着が12時過ぎてしまっても、一応運行しているか駅で確認はして下さいね。
所要時間
バーデン山があるタイニン省は、ホーチミン市から北西に約100キロ離れています。
ほぼ高速道路はなく、一般道を走ります。朝の都市部は渋滞がありますが、郊外は信号も少なく快調に走れます。
ホーチミン中心部から車での片道所要時間は、トイレ休憩1回を含め、約2時間半〜3時間です。往復で約5〜6時間の移動時間がかかるため、朝の出発時間がとても重要になります。
現地での滞在時間を考慮すると、朝はなるべく早めの出発がいいでしょう。
今回私がホーチミンを出発した時刻は、朝8時です。この時間では、やはり市内を出るまで渋滞に巻き込まれてしまいます。バスが郊外に出れば、ストレスなく一般道を走れます。
バーデン山の麓の駐車場に到着したのは、11時30分頃でした。帰りのバスの出発時間は15時30分でしたので、見学時間はおよそ4時間です。
今回は山頂のサンワールドバーデンマウンテンのみを見学しました。
帰りはバーデン山を15時30分に出発して、トイレ休憩1回を含め、ホーチミン市内までは4時間かかりました。この日は帰りの渋滞のほうが酷く、予想以上に時間がかかりました。
朝8時に出発して、19時30分に帰って来ましたので、所要時間はおよそ11時間半です。
少し朝早めの時間に出発するほうが、現地での時間を確保できるのでおすすめです。できれば6時または7時にはホーチミンを出発しましょう。また帰りのホーチミン市内の渋滞は、覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
私が参加したバーデン山乗合バスツアーの内容
乗合バスでバーデン山に出発
2025年1月、今回は私と通訳の女性と一緒にバーデン山へ乗合バスで向かいます。この時はロンちゃんは田舎に帰っていたため、友人のフンちゃんに通訳と案内をお願いしました。
前日までに旅行会社で、往復の乗合バスだけを予約しました。往復で1名195,000VND です。これはバスのみの料金になりますので、現地へ行ってからケーブルカーと入場料、昼食代などかかります。
この時私は1区中心部から離れた7区のホテルに宿泊していたため、朝はGrabを利用し集合場所まで行きました。
朝は車のGrabなどは捕まえにくい時間帯ですので、早めの行動を心がけましょう。朝雨が降っていた場合は、さらに捕まえにくくなりますのでご注意ください。バイクタクシーで集合場所まで行こうと考えてる方は、朝起きたらまずは天気の確認をしてくださいね。
どうしてもGrabが捕まえられない時は、ホテルの方に電話でビナサンタクシーを呼んでもらいましょう。毎回ではありませんが、意外とすんなり来てもらえることがあります。その際、必ずビナサンタクシーと指名しましょう。
私は朝フンちゃんと合流し、集合場所へと向かいました。今回は旅行会社の店舗に集合です。スタッフに来たことを伝え、トイレを済ませ店内で待っていました。
予定の8時になり店舗前にミニバンが到着し乗り込みます。ドライバー含めて9人乗りのミニバンで自由席です。この時は私たち2名だけでしたが、途中の統一会堂前で4名乗車されました。宿泊ホテルが統一会堂に近ければ、ここでピックアップしてもらった方がよさそうですね。
バーデン山があるタイニン省までは、高速道路はなく一般道をひたすら走ります。朝の渋滞のため、市内を抜けるまでは時間がかかりましたが、市内を抜ければ信号も少なく気持ちよく走ってくれます。
途中トイレ休憩が1回ありましたが、バーデン山の麓の駐車場に到着したのは11時30分になっていました。思っていたより遠く時間がかかった印象です。
帰りもこの同じバスで帰ります。バスの時間も決まっており15時30分に駐車場出発予定です。
山頂までの往復ケーブルカーも含めて、山頂での滞在時間は4時間ほどになります。
ここでドライバーさんと帰りの時間をしっかり確認しましょう。同じバスで帰る場合は、ナンバーが見えるようにバスの写真を撮っておくと後で探しやすいです。
ケーブルカーで山頂へ
まずは駐車場からチケット売り場に徒歩で向かいます。この日は平日のため混雑もなく、すんなり購入できました。

まずは入場料として大人1名10,000VND かかります。子供 ( 身長100センチから140センチ未満 )は5,000VND で、100センチ未満の子供は無料です。これとは別にケーブルカーなどのチケットを購入します。

料金表を確認し、この日は山頂までのケーブルカー往復とランチブュッフェがセットになった1名500,000VND のチケットを購入。
一番下の左の大人料金ですね。ケーブルカー往復だけでも400,000VND しますので、プラス100,000VND でランチブュッフェが付くセット割引チケットの方がお得でしたね。
山頂のビュッフェレストランはチケットなしでも利用できますが、1名270,000VNDです。
山頂で昼食をとるのであれば、セット料金が断然お得です。ちなみにベトナムではセットのことをコンボ ( COMBO )と表記することが多いです。
今回バーデン山でのチケット代は、1名510,000VNDです。
今回は時間も限られていたため、バーデン山の中腹にある寺院リン・ソン・ティエン・タック・トゥーは行かないことにしました。こちらの寺院にも行こうとすると、別ルートのケーブルカーチケットも買わなければなりません。
山頂のサンワールドバーテンマウンテンを全て見てまわり、昼食ビュッフェを楽しむのであれば4時間ではぎりぎりです。
もっと滞在時間が必要でしたら、やはり朝早く出発した方がいいでしょう。
チケットを購入したら、ケーブルカー乗り場のバーデン駅に向かいます。この日は5分ほどの待ち時間で乗れました。
山頂のヴァンソン駅まで約8分で到着します。この日は天気も良く、ケーブルカーの乗るとタイニン省の広大な風景が見えてきます。


バーデン山最初の見どころ
山頂に到着し駅を出ると、まずは巨大な西補陀山(タイ・ボー・ダー・ソン)大仏に圧倒されます。
整備された立体的な庭園と仏教モニュメントの配置が美しく、山頂の荘厳な仏像を引き立てています。

仏像の前が展望広場になっています。ここで遥か地平線まで続くタイニン省の大平原と、海のように見えるザウティエン湖の絶景を堪能しましょう。
天気が良くない時は、回復してから再び訪れましょう。山頂のヴァンソン駅からそれほど離れていない場所にあります。


山頂の大仏の下の建物が仏教アートギャラリーになっていますので、エスカレーターで上がりましょう。上がった所から各階にはエレベーターで移動できます。室内ですので、天候が悪いタイミングで行ってもいいかもしれません。
ここのエスカレーターで上がるところに、土産物店などありました。お土産を見ながら移動してもいいですね。






世界最大の砂岩製弥勒仏 (さがんせいみろくぶつ)と撮影スポット庭園
一通り見たら今度は下に降りていきます。次は世界最大の砂岩製弥勒仏 (さがんせいみろくぶつ)を、見に行きます。
最初の大仏前の展望広場から絶景を見ると、この砂岩製弥勒仏の後頭部が見えます。なんとなくの位置関係はわかると思います。
下に降りていくと、滝のモニュメントがありました。

ここを通りさらに進むと下の写真の案内板があります。ここを入って行きます。
写真を参考にしてください。


白い洞窟のようなところを、エスカレーターで降りていきます。階段もありますが、長く危険なためエスカレーターを利用しましょう。

一番下まで降りたところに巨大な砂岩製弥勒仏 (さがんせいみろくぶつ) が滝の上に鎮座しています。微笑みながら山に寄りかかり、彼方のザウティエン湖を見下ろしている姿は誰もが萌えますね。
高さ36メートルの壮大なスケールに圧倒されながらも、穏やかに微笑む弥勒仏の表情からは、不思議な癒やしとパワーをもらえるはずです。視線を前方に転じれば、タイニン省ののどかな田園風景のパノラマが眼下に広がっています。
音楽に合わせて繰り広げられる噴水ショーも、見ごたえ抜群です。バーデン山で絶対に見逃せないおすすめスポットです。




ここでの見学が終わったら反対側に回ってドアを入り、再びエスカレーターで上がっていきます。
上がる途中でも砂岩製弥勒仏(さがんせいみろくぶつ)を横から見ることができました。


次に撮影スポットがたくさんある庭園をまわりました。ベトナム人が好みそうな撮影スポットがたくさんあります。
この日は待つこともなく次々に撮影出来ました。週末や祝日は写真撮影も混雑しそうですね。
インスタ映えしそうなオブジェがユニークで斬新です。
多くのベトナム人は写真撮影に命を懸けています。ベトナム人と訪れる場合は、大事な儀式ですので決して疎かにしてはいけません。また見知らぬベトナム人に写真を撮ってほしいという依頼も、たびたびあります。ベトナムでは基本縦画面で撮りますので、スマホを縦のまま撮ってあげてくださいね。


人気のヴァンソン・ビュッフェで昼食
この時点で、すでに14時をまわっていました。ブッフェが15時までですので、すぐにブッフェへ向かい遅めの昼食となりました。
80種類以上の料理があり、迷ってしまいますね。時間がなかったので、ゆっくり料理を見れませんでした。フルーツやデザート、チェーも充実しています。やはり時間に余裕をもって、ゆっくりブッフェを楽しみたいところです。
ここでは外の景色を見ることもなく、急ぎの昼食となってしまいました。皆さん時間配分には気をつけましょう。




あっという間のバーデン山
昼食を終え、写真撮影の再開です。このポイントがバーデン山の山頂の印になっています。
大仏よりかなり低い位置にありますが、一応頂上です。頂上感は全くありませんが、撮影スポットですので皆さん順番に撮っていました。

そうこうしているうちに15時を回ってしまいました。慌てて山頂のヴァンソン駅へと向かいます。
ケーブルカーで下山しますので、30分前にはヴァンソン駅へ向かいましょう。週末や祝日は帰りのケーブルカーも混雑するため、もっと早めにに戻ったほうが良さそうです。
この日は空いていましたので、すぐに乗り下山できました。トイレを済ませ駐車場に戻ると、15時30分ぴったりでした。
帰りもトイレ休憩は1回ありました。ホーチミン市内の渋滞が酷く、ツアー会社に到着したのは19時30分です。帰りの渋滞は避けられそうにない感じでしたね。
初めてのバーデン山は、天気にも恵まれとても満喫出来ました。案内してくれたフンちゃんありがとうございます。次はカオダイ教総本山と中腹の寺院エリアにも、行ってみたいですね。
服装と持ち物
ベトナム南部は、一年を通して日差しが強いです。バーデン山の山頂は、日陰が少ないため日焼け対策をしっかり準備しましょう。
日よけの帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。男性も迷わず帽子を用意しましょう。
服装は汗をかいても乾きやすい素材のものがおすすめです。またUVカットの薄手の長袖パーカーなど、羽織物も持参しましょう。こちらもサラサラで乾きやすいものがいいです。バーデン山の山頂は、ホーチミン市内より温度は数度低めです。またバスの中での冷房対策にもなります。
歩きやすい靴、または脱げにくいサンダルがおすすめです。また雨が降りそうな場合は多少濡れても大丈夫なものがいいですね。
季節や天気に関係なく、折りたたみ傘を用意しましょう。ベトナムの天気予報は参考になりませんので、乾季でもコンパクトな折りたたみ傘を持参することをおすすめします。日傘としても使えるものがベストですね。
また雨季の時期は、ポンチョもあったほうがいいかもしれません。ここではレインコート(カッパ)ではなく、ポンチョがおすすめです。ポンチョは着るや脱ぐが容易です。またゆったりした形ですので、リュックや鞄なども一緒にカバーできますね。日本のダイソーの300円ポンチョが優秀でおすすめです。

また一般的なカッパでしたら、ホーチミンのコンビニやスーパーで売っています。外国人が多い1区中心部のコンビニでは折りたたみ傘も売ってますので、現地で用意も出来ます。
大事な所では、モバイルバッテリーはあったほうがいいでしょう。スマホのバッテリー容量にもよりますが、山頂で写真を撮ったりしてると帰る頃には心細くなります。帰りにホーチミン市内でGrabやグーグル翻訳を使うことを考えると、用意した方が安心です。
特にレンタルWi-Fiルーターを使う方には、強く推奨します。モバイルバッテリーがない人は、念のためUSBから充電できるケーブルを持参しましょう。バスの中に充電ソケットを用意しているドライバーさんは多いです。
バッテリーの残量が少なくなったら、ドライバーさんに相談してみてください。帰りの車中で充電してもらえるかもしれません。
その他はデオドラントシート、便座クリーナー、ハンディファン、扇子など。バスの中で気になる人はマスクなどあると便利です。
バーデン山では、虫よけスプレーは特に必要を感じませんでした。
3ヶ所巡るツアーでクチトンネルへ行く方は、虫よけスプレーは必須です。

注意点とまとめ
安全快適に過ごすための注意点を、いくつか再確認していきましょう。
●まずは平日利用を強くおすすめします。週末や祝日は避けたほうが無難です。週末や祝日は非常に混雑し、ケーブルカーのチケット売り場に行列ができることがあります。
●また年数回行われるお祭りの期間は、地元ベトナム人の同伴がなければ避けましょう。
●朝早めの出発がおすすめです。12時までには山頂に着くようにしましょう。
●服装など、気温の変化に注意しましょう。バーデン山はベトナム南部最高峰の986メートルです。ホーチミン市内に比べ、山頂の気温は数度低いです。特に山頂は風が強い日もあり、体感温度も下がります。薄手のパーカーなど、羽織れるものを必ず持参しましょう。
●バーデン山は、一年を通して日差しが強いです。山頂は日陰も少ないため、日焼け対策は重要です。日焼け止め、帽子、サングラス、日傘など準備しましょう。
●寺院でのマナーを尊重するバーデン山は、信仰の中心地です。特に中腹にあるリン・ソン・ティエン・タック・トゥーなど寺院エリアを訪れる際は、敬意を払った服装を心がけてください。
●山頂のサンワールドバーデンマウンテンへは、ノースリーブや極端に短いスカートとショートパンツは避けましょう。山頂は意識しすぎる必要はありませんが、肩や膝が隠れる服装が望ましいです。
●ベトナムの天気予報はあまり参考になりません。天気予報を見てからツアーを申し込むことはおすすめしません。
●季節や天気に関係なく、折りたたみ傘をなるべく持参しましょう。
●長時間の日帰りツアーになります。モバイルバッテリーはあったほうが安心です。帰りのGrabやグーグル翻訳を使うことを考えると、なるべく用意しましょう。
●ベトナムでは年配者を尊重します。現地ではすべての年配者への配慮をお願いします。
バーデン山は、自然の美しさ、歴史的な信仰の聖地、そして最新のテーマパークが見事に融合した、ベトナムの魅力を凝縮した場所です。
ホーチミンからの日帰り旅行で、南部最高峰からの絶景を眺め、壮大な仏像のパワーを受け取ってください。

多くのベトナム人にもバーデン山は、美しい観光スポットとして人気があります。

外国人観光客だけでなく、地元ベトナムの方も多く訪れます。週末や祝日は避けましょう。
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