ホーチミンで出会った絶品「ビーフカレーフォー」に感動!名店カレーシカ(CURRY SHIKA)をご紹介!

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ベトナム・ホーチミン旅行中、ふと日本の味が恋しくなったりしませんか?

あるいは、「現地でしか食べられないグルメに挑戦したい!」 「まだあまり知られていない料理を開拓したい!」と思っている方も多いはず。​

そんな方々にぜひ足を運んでほしいのが、ホーチミン中心地にある日本人店主経営のカレー店「カレーシカ(CURRY SHIKA)」です。

​嬉しいことに今回は、なんと店主のシカさんに直接お話を伺うことが出来ました!同じ日本人どうし、気楽に話せるのはやはりいいですね。シカさんには、今回お時間を頂きましてありがとうございました。

シカさんのカレー作りは、16年半以上にわたり独学で進化を続けています。ここでは現地で愛され続けるカレーシカの店主の「並々ならぬ情熱と徹底したこだわり」をご紹介します。

また実際に私が現地で食べて感動した、おすすめの一品「ビーフカレーフォー」もわかりやすくお伝えします。

店舗はホーチミンの中心地にありますので、誰もが行きやすいと感じます。ぜひ感動未体験の方は、こちらの記事を参考に訪れてみてくださいね。

ロンちゃん
ロンちゃん

ベンタイン市場からバイクタクシーですぐですが、歩いても行けますよ。

ピコ次郎
ピコ次郎

ありそうでなかった「ビーフカレーフォー」を、ぜひ体験してみてください。リーズナブルな価格でおすすめです!

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店主シカさんの“妥協なき”「こだわりのカレー」とは?

お店のドアを開けるとまるで日本の山小屋に迷い込んだかのような、ゆったりと落ち着けるアットホームな空間が広がります。

靴を入口で脱ぐスタイルなので、我が家のようにリラックスして食事が楽しめますね。一人で行っても気兼ねなく利用できます。​店主のシカさんとベトナム人の奥様のご夫婦と、数名のスタッフで営まれています。

ベトナム人のビジネスマンやカップル、また現地の日本人在住者からも絶大な支持を得ている人気店です。​

店主のシカさんから伺ったお話の内容を、いくつかご紹介します。

カレー作りに「完成はない!」

16年半、独学で進化し続けるカレー​店主のシカさんにカレー作りについて伺ったところ、非常に深い職人魂が伝わってきました。

​「誰にも教わらず、聞くこともできないままセオリーもタブーもなく作りつづけてきたので、独自のオリジナルカレーにはなったかとは思います。自分が作りつづけているかぎりは、完成というものはないものだと認識してやり続けています。」

​なんと、今でも日々改良を重ねているため、数年前のカレーとはまた違う味わいへと進化しているそうです! 

🍛 3日間かけて命を吹き込む、カレーシカの製造工程

1日目:玄米粉の焙煎と下ごしらえ

独自の玄米粉を軽く香ばしく焙煎し、自作のカレー粉と現地スパイスを絶妙にブレンド。同時に玉ねぎ・人参・カボチャ・セロリ・ニンニク・ショウガ・ウコンなど大量の新鮮な野菜を洗い、丁寧に刻んで下ごしらえを行います。

2日目:2つの圧力鍋で素材の旨味を抽出

2種類の圧力鍋を使い分けるのがシカさん流。湯がいたお肉の骨と野菜を大きな圧力鍋で煮込む一方、玉ねぎは「自然な甘み」を損なわないよう別の圧力鍋で独立して煮込みます。そこに潰したターメリック、生姜、ニンニクなどと、ベトナムの塩畑で天日干しされた高名な「Cà Ná(カーナー)の海塩」を投入し、ベースを築きます。

3日目:丁寧な「濾し」と最終仕上げ

香りが立つまで炒めたトマト、玉ねぎ、生姜、ニンニクを玉ねぎスープに合流させます。ここから骨のスープと野菜をこし網で丁寧に濾し、余分な脂分を除去。透明で軽やかなスープへ。仕上げに、焙煎したカレー粉、フレッシュフルーツのピューレ、さらにハーブ類を加えて味を完璧に調えます。

💡 私が感じた店主のこだわり:工場に頼らず、すべて店主の手でいちから丁寧に作られています。毎日店主自身やご家族が食べても胃もたれしない、身体に優しい美味しさは、この手間暇を惜しない職人気質な姿勢から生まれていると感じます。

​熟練のシェフが仕込む、極上カレーの「3つの源泉」

極上の香りを生み出す「生姜ペースト」:生の生姜を丁寧にすりおろした、繊維感の残るみずみずしいペースト。一口食べれば爽やかな辛みと香りが一気に広がる、味の引き締め役です。​

コクと深みの要「にんにくペースト」:ねっとりと濃厚に仕上げられた、旨味の塊。じっくり火を通すことで、カレー全体に格別のコクと、食欲を激しくそそる極上の風味をもたらします。​

お店の個性が光る「特製ミックススパイス」:美しく深い赤褐色を帯びた、シェフこだわりのブレンド。一目で手間暇がかかっていると分かるこのスパイスが、複雑で重厚な辛みと深みを生み出します。

「引き算の美学」の徹底! 4毒を避ける安心安全への配慮!

​多くの飲食店が既製のブイヨンを使う中、カレーシカではいちからすべて手作りにこだわってます。「楽にやってしまったら職人としては失格かなと自分勝手に解釈しています」とシカさんは語ります。​

さらに驚くべきは、「最高級の食材を追及するよりも、体に悪いものをできるだけ除去する」という考え方です。

🌱 店主が辿り着いた「引き算の美学」

● 小麦粉を完全廃止、玄米粉へ:
グルテンが免疫を破壊することを知り、現在は小麦粉ではなく「玄米粉」に変更して使用しています。

● クッキングクリームの廃止:
食用油から作られているクリームの使用を徐々に減らし、現在は不使用にしています。

●「4毒(小麦粉・油・乳製品・あまいもの)」を避ける:
ご自身やご家族も毎日食べるからこそ、現在では徹底的に体に優しいカレーへとシフトしています。

お米のこだわり

カレーシカでは、お米にも強いこだわりがあります。オーガニックで質の高いベトナム産ST25米を使用。こちらは精製米ながら玄米に近い軽やかな食後感で、店主も大のお気に入りだそうです。

また別で日本のお米も炊き上げているそうです。日本米を好むお客さんの要望にも応えつつ、カレーにベストマッチする絶妙な食感を生み出しています。

豊富なメニューラインナップ​と注意点

豊富なメニュー

普通のカレーライスは99,000 VNDからと、とてもリーズナブル。メニューを見ると、ハンバーグカレーやチーズ、ポーク、チキン、ツナなど種類が本当に豊富です!

がっつり食べたい方は、プラス25,000 VNDで大盛りに変更も可能です。また数種類あるトッピングも選べます。

卵は日本の会社が作る「伊勢エッグ」というブランド卵を使用しています。

また、ここで味わえる「日本の和スイーツ」はどれもハイクオリティで、どれを選んでもハズレなしです。

私のおすすめは、ぷるぷるの「水信玄餅」と、甘辛タレがたまらない「みたらし団子」。カレーの後に最高の癒やしになりますよ。

料金は「000」が省略されています。

こちらはおすすめのコンボ(セット)です。ランチタイム限定ですが、ブラックコーヒーまたはレモンティー(各シロップ付き)が付いてきます。チキンカレーにはミニサラダ付きです。

お得なコンボとスイーツを頼んでも、200,000VND以下で収まりますね。おすすめのスイーツもぜひご賞味ください。

旅行者や出張者の方の支払い方法は、「現金払いとクレジットカード払い」がおすすめです。メニューの料金は税込表示です。

調理時間についての注意点

​カレーシカでは、電子レンジや冷凍食品を一切使わず、炊きたてのご飯と新鮮な食材で一つずつ丁寧に手作りされています。そのため、注文から料理が届くまでに少しお時間がかかります。

​<調理時間の目安>

​10分〜:ポークカレー、チキンカレー​

15分〜:シカカレー、納豆カレー など

​20分〜:ハンバーグメニュー各種

​特にハンバーグ系は20分以上の時間がかかります。混雑状況によってはさらに待ち時間が長くなる可能性もあるため、お店へ行く際は時間に余裕を持って訪問することをおすすめします!

私のおすすめの「みたらし団子」と「水信玄餅」です。

私の一押し「ビーフカレーフォー」とその他おすすめの品をご紹介!

予想を超える旨さ!絶品「ビーフカレーフォー」

​私がこのお店を訪れたきっかけは、ベトナム人の友人から「美味しいカレーフォーがあるよ」と教えてもらったことでした。

当時、私はすでにベトナムへ二十数回も足を運んでおり、様々な都市や地方で数多くの麺類を食べて来ました。

ベトナムには100種類以上の麺があると言われており、私は特に「フォーブォー(牛肉のフォー)」と「フーティウ」には目がありません。

しかし、二十数回ベトナムを旅していても「ビーフカレーフォー」の存在は全く知りませんでした。友人から聞いた時に、「これは絶対に食べてみたい!ホーチミンには簡単に来られないのだから、今回食べなければ…」そう思いました。日本人経営ならではの信頼感もあり、安心してお店へと向かいました。

期待と不安を胸にカレーシカを訪れた私の感動体験!

ベンタイン市場からバイクタクシーに乗り、わずか数分で店舗近くの通り沿いに降ろしてもらいました。スマートフォンの地図を頼りに、ホーチミン特有の細い路地へと足を踏み入れます。一歩進むごとに大通りの騒音が遠ざかり、静かな路地裏へと進みます。

この先に店があるのだろうか…。そんなことを思い少し歩くと、「カレーシカ」の看板が目の前に現れました。

実は、私は初めて訪れる飲食店ではいつも少し緊張してしまいます。海外ならなおさらです。

「本当に美味しいのだろうか」という不安と、「どんな味に出会えるんだろう」という期待が、心の中でせめぎ合います。

路地の角を曲がったところでカレーシカを発見!

店舗の前に立ち、意を決してドアを押し開けるとカランコロンと心地よいベルの音が静かに響き、温かみのある山小屋風の空間が広がっていました。

入ってすぐ店員さんから靴のことを言われ「ここは入口で靴を脱ぐスタイルなんだ」と知り、少し緊張がほぐれます。

席に腰を下ろし、さっそく手渡されたメニューを開いてみました。ところが、そこに並んでいるのはハンバーグやチーズ、卵といった、ご飯と合わせる魅力的なカレーライスばかり。「あれ?お目当てのビーフカレーフォーがない…」一瞬、頭の中が不安でいっぱいになりました。

ここまで来て食べられないのだろうか、と焦りながらよく見渡すと、あとから開発されたメニューだからでしょうか、別のメニュー表にその名を見つけてホッとしました。

並んだたくさんのカレーライスにもそそられ、一瞬迷いましたが、今日ここまで私を突き動かしてきたのは、あの言葉です。迷わず、目指してきた「ビーフカレーフォー」「トッピングの生卵」と「みたらし団子」「ラッシー」を注文しました。

「ベトナムのフォーに、日本のカレーが合わさるとどうなるんだろう?」日本のカレーうどんも好きで時々自分でも作る私ですが、これから運ばれてくる未知の味をあれこれと想像しながら、静かにその時を待ちます。

しばらくして目の前に静かに置かれたビーフカレーフォーの器。そこから立ち上るスパイスの芳醇な香りと、美しい佇まいを見た瞬間、直感的に「これはまさにドンピシャだぁ!」と感じました。

そして実際に一口食べた瞬間、その相性の良さに完璧に衝撃を受けました。日本人好みのスパイス香る奥深いカレーのコクが、つるっとしたフォーのなめらかな麺に、驚くほどしっかりと絡み合います。

断言できます。「日本のカレー好きな方」には、間違いなく絶対にハマる味です!まさに、不安を吹き飛ばし、期待を上回る美味しさでした。

ビーフカレーフォーを開発してくれたシカさん、ありがとうございます。

初めての方でも迷わず注文できる方法を、ご紹介します。

ビーフカレーフォー注文方法のヒント
  • カレールウの大盛りはありませんが、フォーの麺のみを大盛りにするオーダーは可能です。
  • ライスを別で注文して残ったカレーに投入するのもおすすめな食べ方!
  • 辛さは卓上の自家製唐辛子でお好みに調節できます。
  • トッピングの生卵を一緒に注文するのがおすすめです。
ビーフカレーフォー(生卵のトッピングあり)とラッシー。

人生初!意外な相性に驚く「納豆カレー」

別日に訪問していただいたのが、こちらの納豆カレーです。

店主ご自身も「おすすめの一品」と太鼓判を押す「納豆カレー」。​カレーに納豆、さらにその上には生玉子が贅沢にトッピングされています。

カレーと納豆を掛け合わせるなんて人生初の挑戦でしたが、スパイシーなルーと納豆の旨味・ネバネバ感、そして卵のまろやかさが絶妙にマッチして、これまたクセになる美味しさでした!​​

実はこれでお店が救われた!幻のデザート「水信玄餅」

カレーの後に外せないのが、どこか懐かしい味わいでスッキリ美味しいドリンクの「ラッシー」と、デザートの「みたらし団子」ですが、お店にはもう一つ伝説のデザートがあります。​

それが、透き通る美しさの「水信玄餅」です。

実は10数年前、奥様がお客様から薦められてメニューに加えたところ、ベトナムの若者の間で大バズり!シカさん曰く「それからやっと食べていけるようになった」という、お店を救ったきっかけの思い出深いメニューなのだそうです。

​「カレーシカ」は本格カレーだけでなく、日本の和菓子や和スイーツも楽しめるお店です。​そのため「カレーは食べないけれど、甘味とドリンクだけが目当て」というカフェ利用のお客さんもいらっしゃいます。

店主のシカさんも「カフェとしての利用も大歓迎」とのこと。​実際に、ドリンクと自慢のデザートだけを求めてやってくる、ベトナムの若いカップルも非常に多いそうです。​

靴を脱いで上がるゆったりとした山小屋風の空間は、ホーチミンの街歩きに疲れたときの休憩スポットとしても隠れた穴場になりそうですね。お腹がいっぱいの時でも、日本のホッとする甘味を味わいにふらりと立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

店舗情報とまとめ

「カレーシカ」の店舗情報

​店内にはシカさんが日本から郵送した漫画や、お客さん、子供さんが持ち寄った日本の漫画がたくさん置かれており、どこかホッとする空間。

スタッフの方もその時々で少し日本語が話せる方がいる時もあり、皆さん温かく迎えてくれます。

​店名:カレーシカ(CURRY SHIKA)

住所:1/4 Nguyễn Văn Tráng, Quận 1, Hồ Chi Minh

​営業時間:平日 11:30〜15:00 / 18:00〜21:00  土曜、日曜 11:30〜21:00 ( 通し営業 )

ラストオーダーは、各終了15分前です。

​定休日:毎週火曜日 (※不定休あり) 

長期休暇:テト(旧正月)、春季、夏季など長期休暇があります。

​支払い方法:現金・クレジットカード利用可能​ メニュー料金は税込表示です。

その他:入口で靴を脱ぐスタイル、看板猫の「カイ」ちゃんが1匹います。Wi-Fi完備されてます。

この路地前でGrabやバイクタクシーを降りましょう。この路地を入っていきます。
路地を入っていくと看板が見えてきます。この角を右に曲がればすぐにカレーシカがあります。

カレーシカの公式ホームページはこちら

まとめ

店主のシカさんが「いいものを追求するよりも、体に悪いものを避ける」という独自のセオリーで、16年半以上もの間、毎日実直に磨き上げ続けている「カレーシカ」のカレー。

それはただ「美味しい」という言葉だけでは片付けられない、食べた後の胃もたれが一切ない軽やかさと、身体に染み渡るような優しさに満ちています。小麦粉やクッキングクリームを廃止し、玄米粉や天然塩にこだわるその徹底した姿勢は、まさに店主の職人としてのプライドと優しさの結晶です。

どこかホッとする山小屋のような温かい空間で、奥様やスタッフの方々、そして看板猫のカイちゃんが迎えてくれるアットホームな居心地の良さも、この店が長く愛され続ける理由なのだと感じます。

ホーチミン旅行中に日本の味が恋しくなった方はもちろんのこと、ベトナムの様々な地方を旅して、あらゆる麺を食べてきたディープな旅人にこそ、この唯一無二の「ビーフカレーフォー」をぜひ体験してみてほしいです。

一見意外な組み合わせの裏にある、計算し尽くされた本物の味と出会ったとき、あなたのベトナム旅の思い出に、新しく特別な1ページが加わるはずです。

おまけ

カレーシカでお腹いっぱいになった後は、すぐ近くにある「9月23日公園」の地下ショッピングモール『セントラルマーケット(Central Market)』を覗いてみませんか?​

実はここ、知る人ぞ知るおすすめのスポットなんです!​地下に一歩足を踏み入れると、外の暑さが嘘のように涼しく快適な空間が地下に広がっています。

通路の両側には、ベトナム土産やトレンドの服、個性的な雑貨、歩きやすいサンダルなどを扱うお店がずらりと並んでいて、ウィンドウショッピングをするだけでも宝探し気分で楽しめますよ。

散策に役立つプチ耳寄り情報:地上の公園内にも綺麗なサコムバンクトイレがありますが、私のおすすめは断然地下モール内のトイレです。エアコンが効いていて涼しく、綺麗に管理されているので快適に利用できます。​

アクセス方法:カレーシカの路地から道路に出たら、右に曲がります。すぐに突き当たりが9月23日公園です。公園に突き当たったら左に少し歩くと「セントラルマーケット」の入口が見えます。

マーケットの入り口が少しわかりにくいため知らないと通り過ぎてしまいがちですが、カレーシカからの「ついで寄り」にぴったりな私のイチオシスポットです。ぜひ食後の腹ごなしに、涼しい地下街をのぞいてみてくださいね!

セントラルマーケットの入口です。ここから入って地下に降りていきます。
地下は想像を超える空間が広がってます。
一番のおすすめはとても涼しいこと!
ロンちゃん
ロンちゃん

カレーは丁寧に調理されるため、少し時間に余裕を持って訪れてくださいね。

ピコ次郎
ピコ次郎

私のイチオシは、「納豆カレー」と「カレーフォー」を贅沢に両方楽しむこと。なかなかのボリュームなので、我こそはという食いしん坊なチャレンジャーはぜひ挑んでみてください!

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